こんにちは、Kikiです。
前回は「なぜ子育てブログメディアを立ち上げることにしたのか」をお話しました。
今回は「どんなサイトにしたいのか」を書きたいと思います。
今回も長くなりそうなので先に結論を。
結論としては、これからママ(パパ)になる人や、いま子育てをしているママ(パパ)と、いろんな子育てのカタチを共有し合えるサイトにしたい。
「ふんふん」と頷いてもらえたり、「なるほどー」と新しい発見があったり、「そういう考え方もあるよね」とほっとしてもらえる場所。そして情報発信はいつも「みんなちがって、みんないい」というスタンスで。
なぜ、そう思うのか。どうやって実現するのか。
どうぞ最後までお付き合いください。
「子育て」関連の話題は話題になりやすい!?の不思議。
子育て関連の話題って、話題になりやすいと思いませんか?
最近の例で思い出されるのは「あたしおかあさんだから」の歌詞騒動。
絵本作家・のぶみさんが作詞した歌詞に、「理想の母親像を押し付けている」「母親だからって何もかも我慢しなければならないのか」という声が集まりました。
作詞したのぶみさん、そしてこの歌をうたっていた横山だいすけさんまでがコメントを出さざるを得ない事態にまで発展。覚えている人も多いかな。
そういう私も「あたしおかあさんだから」の歌詞を初めて見た時、違和感を覚えました。
でも、なぜこの歌がこんなに取り上げられたのかなぁと考えていった時に、個人的にはひとつの答えに行きつきました。
同じ子どもなんて、ひとりもいない。
ある1人のお母さん像を語れば、ある一組の家族像を語れば、それに当てはまらない人なんてたくさんいます。
当然です。子どもは一人ひとり違う。
赤ちゃんの時からよく寝る子もいれば、全く寝ない子もいる。よく食べる子もいれば、とんでもなく小食の子もいる。明るく活発な子もいれば、人見知りで慎重派な子もいる。お喋り上手な子もいれば、最初の一語が出てくるまでに時間がかかる子もいる。10ヶ月で歩く子もいれば、1歳半ではじめての一歩をふみだす子もいる。
当たり前だけど、もう本当に、驚くほど、子どもの気質やタイプはさまざまです。
当然、その子どもに合わせて、母親や父親の悩みも変わってきます。プラス、そこに母親や父親の気質や経済力、暮らしている環境、地域性などのもろもろがかけ合わさって、100人の子どもがいれば100通りの子育てがあります。
母親を、子育てを、ひとくくりになんて出来ない。
それなのに、なぜでしょう。なぜか、ひとくくりにしたがる。
「母親ってこうだよね」「子育てってこうでしょ」…どうぞ共感してくださいと投げかけてくる。
その結果、その母親像、子育て像からこぼれ落ちる人が多くて、「それは違う!」となる。
何かを押し付けられるのは、誰だっていやですよね。
(子育てって、自分の体験をベースに語られがちだし、大なり小なり苦労もあるから語りたい人が多くて、人に押し付けてしまいやすいテーマなのかもしれない)
でも、その一方で、もう何十回もうなずいてしまうほど共感できる育児ブログがあったり、自分と同じ境遇のママがいてホッとしたり、月齢が上のママのブログを読んで「これからこんな風に育っていくのかー」と勉強になったりするのも事実。
もはや、私にいたっては、他人の子育てブログを読むのが趣味です(笑)。
押し付けられたくはないけど、共感したいし、安心したいし、勉強したいし、情報は欲しいというのが本音なのかなぁと。
だから私は、もしかしたら誰かの役に立てるかもしれないと想いをこめて、自分の娘について、子育てについての体験をここで綴っていきます。
でも、それはあくまでも私の話。いろんな子がいていい、比べなくていい。
「みんなちがって、みんないい」と読者と一緒に気づいていけること、それが出来たら嬉しいなぁ。
いつか、たくさんのママが登場するインタビューメディアに育てたい。
そうはいっても、私だけの育児日記では「みんなちがって、みんないい」と体感しにくいので。
いろんなママさんにインタビューして、
子育ての話を語ってもらって、
それをみんなで共有し合える子育てインタビューメディアに育てていけたらいいなというのが理想です。
いろんなママの話を聞いて、発信することをライフワークにしたい。
ゆくゆくインタビュー対象者を募集すると思うので、興味のある方はぜひご協力をお願いします!
(この件はまた別ページを立ち上げる予定です)。
さて、長くなりましたが、今回は「どんなサイトにしたいのか」のお話でした。
今回お話した内容も、ブログを続けていくうちに変化していくかもしれません。
サイトが育ち、目的も変化していくとしたら…それもまた楽しみです。
では次回は、“はじめましてのご挨拶”の最終章、「Kikiってどんな人?」をお送ります。